【甘皮ケア】初心者でも簡単!セルフケア完全ガイド
「爪が小さく見えて可愛くない…」「甘皮が邪魔でネイルをキレイに塗りにくい…」 そのように思ったことがある方もいるのではないでしょうか?
甘皮は、爪の根本にある薄い皮のこと。 爪を保護する役割がありますが、伸びすぎると見た目が悪くなったり、ささくれの原因になったりすることも。
ですが、正しいケア方法をマスターすれば、セルフでもサロン帰りのような美しい指先に近づけることができます。
この記事では、甘皮の役割からセルフでできる正しいケア方法、よくある疑問まで、甘皮ケア初心者さんにも分かりやすく解説していきます。セルフで甘皮ケアを始めたいという方はぜひ参考にしてくださいね!
甘皮ケアの基本
甘皮とはそもそもどのような役割りがあるのでしょうか。甘皮の役割りを知ることで甘皮ケアの必要性や過度な甘皮ケアを防ぐことができます。
ここでは、甘皮について詳しく解説していきます。
甘皮とは?
甘皮は、爪の根元にある薄い皮膚のことです。実は甘皮には、いくつかの大切な役割があります。
ここでは甘皮についてよく知らなかった方にも、分かりやすく甘皮の役割について説明していきます。
役割り① 細菌や異物の侵入を防ぐバリア機能
甘皮は、爪と皮膚の間にぴったりとくっついて、外部からの細菌や汚れ、異物が爪の内部に入り込むのを防ぐ役割をしています。爪が健康に成長するためにとても大事な役割りをはたしています。
役割り② 爪の乾燥を防ぐ
甘皮は、爪の生える根元部分の水分が蒸発するのを防いでくれます。爪が成長途中で乾燥して割れないようにしてくれています。
役割り③ 新しく作られる爪を守る
爪の根元では、常に新しい爪が作られています。甘皮は、この新しくデリケートな爪を外部の刺激から守るクッションのような役割をしています。
甘皮ケアはどこまでするのが正解?
「甘皮って全部カットしてもいいの?」「どこまでケアしたらいいの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
結論、セルフで甘皮ケアをするときは「カットしない」方がいいです。
理由として、以下が挙げられます。
①キレイにカットできない
キューティクルニッパーを使って甘皮をカットするときに、キレイにカットすることが出来ず、甘皮の形がガタガタになってしまうことがあります。
②ささくれの原因になる
カットした断面からささくれを引き起こすこともあるため、カットはサロンでお願いするといいでしょう。
③ケガをする恐れも
キューティクルニッパーの扱いに慣れていないと、切り過ぎて出血したりする可能性もあります。
特に聞き手のカットは、初心者さんにはかなりバードルが高くなります。
では、甘皮ケアはどこまですればいいのでしょうか。
セルフで甘皮ケアをするときは、以下の2つのことを行います。
①甘皮を軽くプッシュアップ
甘皮が発達し過ぎるのを抑えるために、軽くプッシュアップしてあげます。
②爪にこびりついた余分な皮膚(ルースキューティクル)をお掃除
ルースキューティクルをキレイにすることで、爪の面積が広くなり、マニキュアやジェルネイルが塗りやすくなります。
また、伸び過ぎたルースキューティクルによる、爪の乾燥を防ぐことができます。
甘皮ケアの頻度と必要な道具
セルフで甘皮ケアに必要な道具は、自宅にあるものでも代用ができます。
ここでは、甘皮ケアの頻度と必要な道具について、分かりやすく解説していきます。
甘皮ケアの頻度
甘皮ケアは、指先をどのくらい使うかなど、その人のライフスタイルにも左右されます。
指先を酷使するか人ほど甘皮の発達が早いため、1週間待たずに甘皮ケアが必要な方もいるでしょう。
ですが、一般的な甘皮ケアの頻度は1週間から10日に1回です。ついつい気になって、やり過ぎないように注意しましょう。
甘皮ケアに必要な道具
ここでは、自宅にある物で揃えられる甘皮ケアに必要な道具について紹介します。
①お湯
甘皮ケアをしやすくするために少量のお湯に指先をつけて甘皮を柔らかくします。
それにより、甘皮ケアがしやすくなります。
②ガーゼハンカチ
甘皮のプッシュアップとルースキューティクルのお掃除に使います。
使い捨てのガーゼでもいいですが、薄手のガーゼハンカチがあると、洗って何度も繰り返し使うことができます。
③ネイルオイル
甘皮ケアをした後は、しっかり保湿をしましょう。
爪全体と指先周りの保湿をします。
セルフでできる甘皮ケアのやり方ステップバイステップ
先述した甘皮ケアのの道具を使用した、セルフでできる簡単甘皮ケアのやり方について詳しく解説していきます。
①お湯を準備
まず、甘皮ケアをしやすくするために少量のお湯を準備します。
指先が浸かる程度の容器に40度前後のぬるま湯をシャーレなどの容器にいれます。
②指先を2〜3分浸ける
用意したお湯に指先を2〜3分(長くても5分程度で大丈夫です)浸け、甘皮を柔らかくします。
ガーゼで甘皮をお掃除
ガーゼを親指に巻き付け、お湯で柔らかくなった甘皮をプッシュアップしていきます。
その際に、くるくる円を描くようにプッシュアップすると、一緒にルースキューティクルのお掃除もできてしまいます!
ネイルオイルで保湿
甘皮ケアをした後は、しっかり保湿をします。特に甘皮周り、爪の表面をしっかり保湿します。
NGな甘皮ケア
ムリに甘皮を引っ張ったり、自己判断で切り過ぎて出血や傷口の炎症を起こさないように注意しましょう。
どうしても甘皮をカットしたい方は、一度ネイルサロンでプロにカットしてもらうことをおすすめします。
その後、ホームケアで維持していくように、甘皮ケアを定期的に行うようにしましょう。
よくある疑問と解決策
ここでは、セルフでの甘皮ケアについて、よくある疑問について解説していきます。
甘皮ケアをする前に、一度チェックしてみてくださいね。
甘皮ケアの正しいやり方は?
セルフで行う甘皮ケアは、お湯で甘皮やルーススキンを柔らかくしてからガーゼでプッシュアップとルーススキンのお掃除をしていきます。
お湯に浸けず、皮膚が乾いた状態でのセルフケアは、甘皮のプッシュアップがしづらく、肌を痛める可能性もあります。
また、肌を強アルカリで軟化させる「キューティクルリムーバー」は、肌の弱い方には不向きです。サロンでも使用しないネイリストさんもいるため、買ってまで使用する必要はないでしょう。
甘皮は取らない方がいいですか?
甘皮は取り過ぎてしまう事があるため、セルフで甘皮ケアをする際はおすすめしません。
また、切れないキューティクルニッパーや甘皮の取り過ぎで、ささくれや出血などの原因となる事があるので、セルフで甘皮ケアをする際は、無理をしないことも大切です。
押し上げた甘皮はどうする?
軽く甘皮をプッシュアップする程度で充分です。定期的に甘皮ケアを行なっていれば、甘皮をカットする必要がないほどの状態を維持することができるでしょう。
しかし、甘皮が発達し過ぎてカットが必要な場合は、ネイルサロンでプロにお任せするようにしましょう。
そして、その後は定期的にセルフで甘皮ケアを行い維持していくといいでしょう。
甘皮処理を続けるとどうなる?
定期的な甘皮ケアを続けることで、いくつかのメリットがあります。
①爪の形が縦長になった。
②マニキュアやジェルネイルが塗りやすくなった。
③指先がキレイに見えるようになった(清潔感のある指先になった)。
④手元に自信が持てるようになった
甘皮処理 やりすぎた時の対処法
甘皮ケアをやりすぎてしまった場合は、バイ菌が入らないように清潔に保ちましょう。
出血や腫れなどがある場合は、早めに病院を受診することも検討しましょう。
さらに美しく!プラスワンの甘皮ケア
美しい健やかな指先を維持するために、甘皮ケア以外も以下のことを普段から意識してみましょう。
日常生活でのポイントについて、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①水仕事の後は指先までしっかり保湿
乾燥してささくれを防ぐためにも、特に水仕事の後はしっかり保湿をしましょう。
②深爪にしない
爪が短過ぎる事で指先への負担が大きくなり、甘皮の発達につながる事があります。爪は短くても指先と同じくらいの長さに整えるといいでしょう。
③手(指先)を酷使しない
手(指先)を酷使する人も、甘皮が発達しやすくなります。仕事などでライフスタイルを変える事が出来ない方は、甘皮ケアのスパンを長く開けすぎないようにするといいでしょう。
まとめ
この記事では、甘皮の基本的な役割から、セルフで安全に行う簡単甘皮ケアの方法についても解説していきました。
甘皮の本来の役割を理解する事で、正しい甘皮ケアにも繋がります。
甘皮のセルフケアは健やかな爪を育み、ネイルをより美しく見せるための重要なステップです。
今まで甘皮ケアが気になっていたという方は、ぜひ参考にして、美しく健やかな指先を手に入れてくださいね!